なんだかんだと継続してブログ投稿できているゆすけです。
今はフリーランスのフロントエンジニア(コーダー)として働くことができていますが、一人で作業をしているとどうしても新しい技術に触れる機会が少なくなり、自分の持っているリソースだけでどうにかこうにか解決していくことが多くなります。
持っている技術を工夫して課題を解決する力が育つのはいいことだと思いますが、業務に追われて新しい技術を学ぶ時間がなくなってしまうのはかなりの問題。
そこで一度企業に就職活動をしてみる(実際に就活をしないとしてもその準備をする)のもいいのかと、色々と情報を探している中でGit Hubで草を生やす。という言葉を見つけました。
恥ずかしながら初見では意味がわからなかった
この業界で独立して約10年が立つのですが、未経験で右も左も分からないところから、記事の書き方を覚えてHTML/CSSを覚えて、Wordpressを覚えて・・・。と、一人で亀足でやってきたので、お恥ずかしながらgitを導入したのもつい最近。
一度gitの導入を検討したことはあったのですが、一人で開発するときのメリットを感じなかったので見送っていました。
今回就職活動をするための情報を集めているときに、YouTubeで「マフィア先生のエンジニア塾」というチャンネルを見るようになり、エンジニアに必要な言語や学習の仕方、自分に今足りない部分を探していたところ、今回の「GitHubに草を生やす」という単語を聞きました。
gitを使い始めたばかりの僕にとって、草を生やすという意味がわからなかったのはいうまでもありません。
草を生やす=gitを使い倒す
簡潔に言えばGitHubを使う=草を生やすということだそうで、gitを使うとGitHubのマイページに簡易的な履歴が残り、その履歴が草が生えているように見えるので草を生やすという表現になるそう。
ちなみに今の僕の草はこんな感じ
2023年4月にgitを導入してから、色々とテストで使ったりとしていますが、少し栄養状態が足りないようですね。笑
なぜ就活に有利になる可能性があるのか
僕自身、実際に就職活動をしたわけではないのであくまでも想像や、自分が雇用する立場としての観点になりますが、「草が生えている=日々実務を行なっている」という証明になるのが強みだと思います。
今でも外注先を探すことがあり、一人一人面接をさせていただきますが、特に実務経験がない方の場合だと提出されたポートフォリオだけではその人の技量を図るのが難しいこともあり、判断に迷うことが・・・。
少なくとも自分で書いているのか、週のどれくらいを学習や実務に充てているのかということだけでもわかれば、やる気という部分の判断材料になります。が、それも口頭ではいくらでも嘘を言えます。
そんな時にGitHubのプロフィールページを見せてもらい、どれくらい草が生えているのかを見れば、中身はともかくプログラミングに対してのやる気と実際に使っている時間をある程度想定しやすくなりますよね。
就職活動をする側としては、技術面以上に「やる気」をアピールするのにとってもいいツールだと思うので、未経験からエンジニアを目指している方はなるべく早い段階でgitを導入してGitHubに草を生やす毎日を過ごしてみてください。
どうすれば草を生やすことができるのか
この草を生やすということを知ってから、早速自分のプロフィールページを見に行ったのですが、なんと思った以上に草が生えていませんでした・・・。
というより初めてプロフィールページを見たときは真っ白!鳥取砂丘もビックリの状態です。
非公開のリポジトリで作業したものは反映されない
少し調べてみると非公開リポジトリの内容については、初期設定だと自分以外は見えないようになっているとのこと。
実案件ではほとんどのリポジトリが非公開になっていると思うので、これでは一向に草は生えません。
ログインした状態で見るときちんと草は生えているので、自分が確認する分にはいいのですが就職活動で使ったり、GitHubを通して他のユーザーとコミュニケーションをとるには自分が育てた草原をみんなに見てほしいところ。
↓ログインした状態でみたマイページ
自分の草原を公開する方法は簡単で、非公開(プライベート)リポジトリへのアクション履歴も一般に公開できるように設定をすればいいだけ。
手順は簡単で、マイページの草原の右上にある「Contribution settings」をクリックして「Private contributions」にチェックを入れればOK。
あくまでもアクション履歴(GitHubへの特定のアクション)がどれくらいあったかどうかを公開するだけなので、非公開リポジトリの内容が外部に見えるわけではないので安心してください。
心配な人は普段は非公開にしておいて、就職活動期間など必要なときだけ公開にしておくのも良さそうです。
草が生える条件とは?
GitHubで草を生やすには、単純にプログラムを書けばいいということではなく、特定の条件が必要になります。
- デフォルトブランチへのコミット
- イシューを開く
- プルリクエストの提案
- プルリクエストのレビュー提出
一人で開発をしている方や初学者の方の場合、基本的にはデフォルトブランチへのコミットだけが草を生やす条件になると思います。
ここで注意が必要なのが「デフォルトブランチ」ということです。
機能追加の際など、ブランチを切って作業するときはそのブランチがデフォルトになっていないといくらコミットをしても草は生えません。
チーム開発をしている場合はデフォルトのブランチをむやみに変更しないほうがいいかもしれませんが、一人開発の時であれば草を生やすためにもデフォルト設定を変更しても良さそうです。
デフォルトブランチの変更の仕方については公式サイトなどをご参考にしてください。
まとめ
今回は就職活動や転職活動に有利になるように、GitHubで草を生やす。ということをテーマに記事を書いてみました。
僕自身まだまだgitの使い方に不慣れな部分があり、特にチーム開発においては不安なことだらけ。自分の知識や技術を高めるためにも、今回のような自分の不得意な分野について記事を書くのはとても重要だと感じました。
初学者の皆さんも就職活動のためと草を生やすことだけに注力せず、gitやGitHubの使い方全般を深く学べるといいと思います。
ともに頑張りましょう!